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2012-02-08(Wed)

お父さんを泣かせた話

1:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 20:42:16.10 ID:7yLWlRDv0

書きためてないけど立ったら書く


4:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 20:48:29.05 ID:7yLWlRDv0

立ったので書く。
iPhoneだしゆっくりかもしれないがごめんなさいね!

当時の家族構成↓
父 自営業で不動産関係の会社を経営
母 専業主婦
祖母 無職




父は不動産関係をやっていて他の家よりは割と裕福に暮らしていた。


5:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 20:55:13.34 ID:7yLWlRDv0

私の家は他の同級生の家の3倍くらい、父は外車が好きでフェラーリとか乗ってた。母も父に与えられたアルファロメオに乗ってた。
当時の私は家や車の事なんかよく分らなかったが周りの大人達が口々に「1ちゃんのお家は立派ねー!」とか「1ちゃんのお母さんはお父さんにあんなり良い物買ってもらえて幸せね」なんて言われるうちになんとなく自分が恵まれている事を理解した。


6:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:02:57.11 ID:7yLWlRDv0

小学校一年の時作文の授業で「わたしのかぞく」ってテーマで書く機会があったんだがその時の作文には
「私のお父さんはお金をたくさん持っていてお母さんと仲がとっても良いです。いつもソファでじゃれあっていてラブラブです。おばあちゃんは編み物が得意です。」みたいな事を書いた。


7:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:03:14.31 ID:7yLWlRDv0

兄弟の事はなんて書いたか忘れた。この作文を授業参観の時に読んだら母は赤面していたが家に帰ったら嬉しそうに父に話すんだ。それで「1、もう一回作文読んで!」って言われた。私は2人が喜ぶのが嬉しくて何回もその作文を読んだ。


8:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:04:28.58 ID:n1ef3gqj0

見てる続けて


9:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:06:47.82 ID:7yLWlRDv0

そんな感じで私の家族はどこから見ても幸せな家族だったと思う。
だけどね、やっぱあるんだよねー姑と同居してると。母に後から聞いた話だけど姑には結構いじめられていたらしい。
うちの父は「嫁が働きに出るなんて家にお金が無いと思われる。みっともないから働くな」そう言って母が働く事を禁じた。


10:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:13:18.89 ID:7yLWlRDv0

父は自営業のくせに昼間はあまり家には居なかった。車仲間とドライブ行ったり田舎だったから町内会とか商工会とかの連中との付き合いもあったし。
だから平日昼間は母と祖母の二人きり。
祖母やりたい放題。私達子供の為に母はケーキやパンを焼いたり子供が好む献立を夕飯に出してくれたんだが、祖母はそんなモノ甘くて食えない、カレーなんて米が箸で掴めないモノは出すな、お前が炊いた米なんで食べられないから自分で炊く→自分専用ジャー購入。


11:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:17:17.82 ID:7yLWlRDv0

私達家族はそんな事全く知らなくて、祖母が1人で炊飯ジャーで炊いているのをなんで?って聞いたら「おばあちゃんは玄米の方が具合いが良いんだよ~」とか祖母に言われてそれを普通に信じた。
他にも祖母は絶対に母に1階のトイレを使わせなかったりご近所に母の悪い噂を流したり色々していたらしい。


12:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:19:31.93 ID:j1M3tEa00

嫁・姑って何でこうなんかなー。


13:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:22:11.05 ID:7yLWlRDv0

それを聞くのは本当にまだまだずっと先なんだけどね。
とにかく小学校の時の私は私の家は裕福で、家に帰るとお母さんが美味しいオヤツを作って待っててくれている。お兄ちゃんは友達が遊びに来ている時は仲間外れにするけど2人の時は遊んでくれる。弟も私の事をとてもよく慕っていて完全に子分ww
正直調子に乗っていたと思う。


14:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:28:38.45 ID:7yLWlRDv0

割と活発でクラスでは人気者、リーダーシップもあり体育の縄跳びでペアになって一緒に跳ぶやつがあるんだけどそれで私と跳びたい子が沢山いて右手と左手を掴まれて「1は私と跳ぶのー!」「いやだ、私と跳ぶんだから離してー!」みたいな喧嘩が起こったりした。


16:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:51:40.83 ID:7yLWlRDv0

わたしは完全に調子に乗っていたから「えーじゃあ今日は◯ちゃんと跳ぶ。その後は予約制ね!」とか言ってた。


18:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:57:05.27 ID:7yLWlRDv0

私はそんな感じで皆にちやほやされながら育っていった。
兄弟も割とそんな感じの環境だったんじゃないかな。
ある日私は1人で自転車に乗ってぐるぐる隣の父が建てたアパートの駐車場で走り回ってたんだ。
多分自分で作った歌を大声で歌いながら。
そしたら変なオジさん(以下マルオとします)に話しかけられた。


19:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 21:59:34.16 ID:7yLWlRDv0

マルオは私に
「可愛いね、いくつ?」
「オジさんの家はね、すぐそこなんだけど今度遊びにおいでよ」
とか言われた。私は自転車でぐるぐる走りながら歌うのに夢中だったので
「今いそがしいの!」とか言って相手にしなかったんだ。


20:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:03:04.06 ID:7yLWlRDv0

そしたらマルオはどっかに行った。
私はまたぐるぐる走り回ってたんだけどしばらくするとまたマルオが来たんだ。
今度は缶のコーラ持って。
「お嬢ちゃん可愛いからコレあげる」とか言われたから
「お母さんに知らない人から貰ったらいけないって言われてるの」と返した。
でもね、ずーっと自転車漕ぎながら大声で歌ってたから喉が渇いてたんだよ。
私はマルオが持ってるコーラが欲しかった。


21:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:09:03.52 ID:7yLWlRDv0

だからマルオをお母さんに紹介する事にしたんだ。
お母さんも知ってる人ならコーラを貰ってもいいだろうと思って。
マルオを待たせてお母さんを駐車場に連れて行って2人を紹介した。
お母さんは凄く怯えた顔をしながらマルオに頭を下げてコーラを受け取った。
マルオは満足そうにまた
「僕の家はあそこの角のアパートなので」
とか言ってた。
母は私を連れてそそくさと家に入って行き即家族会議が開かれた。


22:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:11:40.16 ID:7yLWlRDv0

私の家族は会議の結果マルオを危険人物とし、私は当分1人で外で遊ぶ事は禁止された。それ以来母と父は今まで以上に過保護になり小学校高学年までは車で小学校までの道の送り迎えをしてもらった。


23:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:14:08.65 ID:7yLWlRDv0

「私ってあんなオッサンも虜にするほど可愛いのか!」とか本気で自分にうっとりしてた。本当に恥ずかしい。

まあそんな風に色々小さな事件はありつつも小学校高学年まで進む。
私の人生の最初の分岐点であろう事が起こった。


24:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:15:00.12 ID:a6lIFnKEO

散歩中のおばさんだった


25:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:17:56.71 ID:7yLWlRDv0

普通の会話のつもりだったんだ。
父が「31のアイスって美味いよなぁ」
とか言うから
「うん!おいしいよね私31のアイス大好き^^」

「そうかーそれじゃあパパアイス屋さんになろうかなー」

「え!ほんとに!ヤッター」

って…冗談のつもりだったんだよ。
なのに気がついたら本当に父はアイス屋さんになっていた。


26:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:21:36.67 ID:j+QWzwRe0

ワロタwww


27:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:23:09.51 ID:7yLWlRDv0

しかもフランチャイズってのは自分が担当する店舗をあんまり選べないみたいで、父は南関東のお店を経営する事になった。(家は北関東)
片道3時間くらい。当然父は単身赴任。
不動産の仕事はもともと真面目にはやってなかったから父がいなくても業務に支障はなかったみたい。
けれど外食産業はとにかく忙しいらしく1ヶ月もしたら店長に任せて帰ってくるというはずの父は半年しても帰って来られなかった。


30:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:28:18.67 ID:7yLWlRDv0

それどころか人が足りなくて忙しいくせにどんどん南関東に新しく出来るお店のオーナーになるんだよ。
6店舗くらいかな?
本当に人が足りなくてお母さんまで南関東に働きに行く事になった。
あんなに働くなって言ってたのに!!
この時点で私小6。
「私のお父さんとお母さん、忙しくて滅多に会えないの…」
とかヒロインぶってた。


31:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:32:19.29 ID:3LhvXo9+0

親父の行動力ワロタ


32:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:34:27.73 ID:7yLWlRDv0

私達子供の面倒は全部祖母が見てくれた。
だけど今まで母が作ってくれたご飯の味に慣れていた私達は
「おばあちゃんのごはんは美味しくないから食べたくない!変な色だし!!」
とか言ってお金を貰って買って食べたりしてた。
今思うと本当に申し訳ない…。
今までは家に帰れば母がいて、父も私たちが帰る頃にはほとんど帰って来てて、
それがいきなりいなくなったものだから私も兄弟も寂しくてイライラしてたんだよね。


35:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:38:21.41 ID:7yLWlRDv0

ヒロインぶってた私もだんだん本気で寂しくなって来た。
自分があの時
「31アイスwwwあんな色の物食えるかよwww」
とか言ってたら…と何度も自分の言動に後悔した。
弟と2人部屋だったんだけど、弟に気付かれないように泣いたりもした。
たまに弟のベットから鼻を啜る音が聞こえたりもした。


40:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:49:34.29 ID:7yLWlRDv0

兄はそんな環境もあり激しい反抗期を迎えた。
今までのそこそこ優しかった兄ではなくなっていた。
「こんな飯が食えるかあぁぁ!!!」
とか言いながら食器棚の皿を投げる!!
大事にしまわれていた茶器を投げる!!
割れる!!
箸とかフォークとかも床に全部ぶちまける!!
暴走する兄を止められる人は家にはいなかった。
祖母は「情けねぇなぁ…情けねぇなぁ…」
と泣きながら呟いていた。
可哀想に思って割れた皿とかを片付けようとしたら
「1は片付けなくていいんだ!!これは私が片付けるんだからさっさと部屋に行ってろ!!!」
ってすごい勢いで祖母に怒鳴られた。泣いた。


41:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:53:10.05 ID:wUQ1L+640

ばあちゃんもつらくてどなっちゃったんだな


44:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:55:52.76 ID:7yLWlRDv0

私はもう嫌だと思って2人に電話をかけた。
忙しい父と母は電話をしても滅多に出られない。
この日も当然出てはくれなかった。
私は完全に父と母に見捨てられたと思ったんだ。
ごはんは口に合わないし家の中は散らかり放題(祖母はご飯を作る以外の面倒は見てはくれなかった)授業参観ももう来てくれない。私の作文はもう読んでも仕方ない。
それでも小学校の卒業式には何とか帰って来てくれたんだけどね。


46:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 22:59:56.98 ID:7yLWlRDv0

3ヶ月に一回くらいは父と母のどちらかが帰宅した。
殆どは父が不動産の仕事の事で帰って来てただけだけど。
帰って来ると必ず父と母はため息をつくんだ。
「ああ、兄はまたこんな風に家を散らかして」
「おばあちゃんから聞いたのよ、ちゃんと言う事を聞きなさい!あとで何か言われるのはママなのよ」
この頃やっと母と祖母の関係が上手くいっていない事に気がつく。


49:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:05:24.16 ID:7yLWlRDv0

それでも私には
「1はちゃんと弟の面倒も見てくれてありがとうね」
「兄は難しい時だから1がしっかりするんだよ」
って言うんだよ…。
私はしっかりするしかなかった。
弟には
「今日から私がボスだ、私の事は1ちゃんじゃなくてボスと呼べ。」
そう言った。
少しリボーンに影響されてマフィアに憧れていたというのもある。


51:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:09:42.20 ID:7yLWlRDv0

私は中学生になった。
地元の中学なので小学校の人たちと殆ど一緒。
私は悲劇のヒロインぶるのはやめなかったがあくまで皆が羨む「悲劇のヒロイン」でいようとした。
可哀想!同情するじゃなくて、可哀想!羨ましいを目指したんだ。
だからどんなに寂しくても人前では絶対泣かなかったし、いかに私達の為に父と母が忙しいかを力説していた。


52:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:15:07.42 ID:7yLWlRDv0

相変わらず寂しかったけど中学生になった私は弟と夏休みの間父と母の赴任先まで遊びに行けることになったんだ。
電車で片道3時間、当時まだ携帯なんて持たせて貰っていなかったから迷子にならないように弟と手を繋いで出掛けた。
泣きそうになりながら父と母が働いてる所に辿りついた。
初めて父と母がアイス屋で働いている所をみてなんかよく分らないけど感動したw


53:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:17:21.36 ID:7yLWlRDv0

それで弟と2人でニヤニヤしながらアイスを注文した。
私はロッキーロードが好きだったからそれと、弟は忘れた。
母に「お金はいいから、その辺に座って待ってなさい」
ってコッソリ耳打ちされて2人で母と父の仕事が終わるのを待った。


55:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:22:53.54 ID:7yLWlRDv0

3時間くらい待ったと思うww
その間ずーっとアイスを好き放題食べてたww
暫くしたら母だけ先に出て来て3人でアパートに帰った。
後から父も来て4人でご飯を食べに行った。
その後一週間は滞在してたんだけど、父と母の仕事が終わるのをアパートで宿題しながら待ってたり近くのゲーセンのメダルゲームして遊んだりしてた。
暇で仕方なかったけど父と母が近くにいる安心感がハンパなかったね。


56:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:28:08.07 ID:7yLWlRDv0

正直帰りたくなかった。
弟も帰りたくないな…って寂しそうに呟いてた。
だけどしっかりしてる私がそんな事言って困らせたらいけないと思ったから絶対に口には出さなかった。
弟にも
「お父さんとお母さんが困るから2人の前では言うなよ」
って命令してた。
今思うと子供なんだから寂しいってちゃんと口に出して言えば良かったんだよな…

そんな感じでまたもとの家に2人で戻ってきた。
相変わらず兄は反抗期だし祖母は私達に気を遣わずに母への嫌味を言うようになってるしでなんか落ち込んだ。


58:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:36:28.55 ID:zdAEGsYf0

おもろい


59:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:39:11.27 ID:7yLWlRDv0

それでもなんとか頑張って生活をしていたら、父と母の仕事もようやく落ち着いて来たらしい。
母が帰って来た。
母が帰ってきてからは兄の反抗期も大分落ち着いた。
兄も寂しかったんだろな。反抗期は兄なりの寂しいってサインだったんだと思ってる。
祖母と母の関係が前よりも険悪になった事以外は母が帰って来てくれたことは本当にありがたかった。


60:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:49:05.41 ID:7yLWlRDv0

しかし母は社会に出て変わってしまっていた。
今までみたいに手の混んだ料理は作らなくなったしケーキやパンも焼かなくなった。
多分仕事で忙しくてご飯を作る暇なんてなかったからかな。
少し寂しかったけどまぁ仕方ないよね。
そこからは割と穏やかな日々が一年くらい続く。


61:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:56:02.98 ID:7yLWlRDv0

しかし事件が起きた。
多分中3の春頃かな。
長い休みは必ず父のアパートを訪れて居たんだけど、男の1人暮らしだし部屋はいつも散らかり放題。
いつものように母と掃除を始めると母は見つけてしまったんだ。
「痴漢×コギャル」
AVである。


62:名も無き被検体774号+:2012/02/03(金) 23:57:16.15 ID:453dWrOg0

なんと!?

AV事件ktkr


63:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:00:56.13 ID:H+iZeDBM0

コーラのおやじ何処に消えたww


66:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:09:59.61 ID:5lbdB66I0

>>63
マルオはこの後は会っていません

母は帰って来た父を問い詰めた。
「私に何か隠してる事があるんじゃないの!?」
父はあっさりと自白した。
「バイトの女の子(以下魚さん)と浮気したったwww」
今日見た潤滑ゼリーを思い出した。
マグロか…


64:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:05:45.86 ID:5lbdB66I0

お母さんは悲鳴を上げていた。
あの人はコギャルが良いのね…とかぶつぶつ呟いてた。
でも、私はもっと良からぬものを見つけてしまったんだ。
「潤滑ゼリー」
開封してあった。
思わず私はテレビの後ろに投げた。


65:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:07:20.73 ID:RzbTuQKy0

オカンの台詞と潤滑ゼリーにワロタwww


67:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:15:06.20 ID:5lbdB66I0

その後はもう大変な近所迷惑だったと思う。
母は泣き喚いて父はなんかひたすら謝ってた。
私は潤滑ゼリーの事を言うかずっと悩んでた。
それと兄のヒステリーは母譲りなんだなーと納得した。
私は勿論ショックだったし泣きたかったけど母の姿を見てか妙に冷静だったと思う。


69:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:20:03.77 ID:5lbdB66I0

そんな訳で大きなシコリを残して母と私は帰った。
この頃から母は少しおかしくなった。
母は夜お酒を沢山飲まないと眠れなくなってしまった。
お酒の量は増え医者に止められるまでになった。
眠れないのならと医者に精神安定剤と睡眠薬を処方されたらしい。
寝る前には睡眠薬を必ず飲んだ、しかしそれでも寝酒はやめられないらしい。


71:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:27:16.31 ID:5lbdB66I0

なんかね、精神安定剤とか睡眠薬を飲んだ後にお酒っていうのはしちゃいけないらしいんだ。
母は毎晩薬と酒を併用してたんだけど。
そしたら母は眠る前の数時間、幻覚?を見るようになった。
私が
「お母さん、ソファじゃなくてベッドで寝なよ。」
って言っても全然聞いてくれないの。
薄目を開けて変な唸り声上げて
「船長を呼んできてー!!!」
とか変なことばっかり言うの。


72:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:30:30.52 ID:RzbTuQKy0

船長とは何ぞwww


74:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:35:01.00 ID:5lbdB66I0

それでも朝起きるとけろっとしてる。
しかも夜の事は断片的にしか覚えてなくて
私が起こしに来たって事くらいしか覚えてない。
私はさすがに父に相談した。
父も流石に反省をしたらしく以前よりもうちに帰る機会も増えた。


76:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 00:38:11.63 ID:RzbTuQKy0

潤滑ゼリーの件が非常に気になりまする


80:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:01:20.94 ID:5lbdB66I0

>>76
潤滑ゼリーは父にコッソリテレビの後ろに投げた事を伝えましたw

そんでずっと家庭内別居の冷戦状態が続いた。
相変わらず母は狂ってるし祖母はそんな母にも構わず嫌味を言いまくるし父はよく分らない。
友達には見栄をはってたから相談なんて出来ないし段々と私も暗くなっていく。


77:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 01:03:31.33 ID:5lbdB66I0

でも母は完全に父には塞ぎこんでしまっていたからこれは逆効果だったらしい。
母は父を拒絶していた。
私の家は広かったから家庭内別居が始まる

私と弟の部屋に母が転がり込み父と母の寝室は父だけが取り残された。
父は今まで以上に献身的に家庭に取り組んでいたと思う。
だけど当時は浮気する男なんて父親じゃない!屑だ!とか思ってた。


81:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:08:52.73 ID:5lbdB66I0

お兄ちゃんは激しい反抗期こそ終わったものの家族とは少し距離が出来ていた。
私も弟も自分からは話しかけなかったし兄が話しかけてくる事もなかった。
母とはたまに会話をしていたけど父とも会話は殆どなかった。
そしてまた事件が起こる。
夜、父と母は珍しく2人で過ごしていた。
うちの間取りでは廊下を挟んで南側に子供の部屋、北側に両親のリビングみたいな部屋があって、さらにその奥に寝室があるんだけどそのリビングの方から叫び声が聞こえたんだ。


83:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:16:16.63 ID:5lbdB66I0

いきなりすぎて最初はどっちの叫び声か分らなくて弟と
「え?」
ってなってたら2回目の叫び声。
お母さんだ。
とりあえず弟と様子を見に行った。
そしたらいきなり母が
「パパに殺されそうになった!!助けて!殺される!!」
って泣きながらこっちに来るんだ。
確かに母の顔は殴られた後があった。
弟と父をみたら
「ふざけるな、お前が先に!!」
とか言い訳を始めた。母が先にやったとしても男として女を殴るのはダメだろう。
2人とも興奮していて父は母の髪を鷲掴みにして何か大声で叫んでた。


84:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:22:16.07 ID:5lbdB66I0

私はもう頭が真っ白で泣きたかった。
だけど私より先に弟が泣いた。
私はただボーッとしてたと思う。
そしたら兄が自室から出て来て一言
「うるせえっっ」
と言って壁を殴った。
壁に穴が空いた。
壁に穴が空いてようやく父は我に帰ったようだ。母は分らない。
ただ掴んでた手を離してポツリと
「パパとママはもうだめみたい…」
って父が言ったのが印象的だった。
兄は舌打ちして部屋から出て行った。


85:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:27:30.33 ID:5lbdB66I0

それからトントン拍子に離婚の話は進んだ。
親権は
「子供は親を選ぶ権利がある」
と好きなほうにつけと父が言った。
私はなんだかそれがすごく寂しかったんだ。
私の事なんてもうどうでも良いのか…そう思った。
母の精神はとても不安定になっていたし結局子供は全員母についた。
父は1人になってしまった。
この時高1くらい。
話をすっとばしたけど底辺私立校にギリギリ入学していたんだ。


86:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:30:30.25 ID:RzbTuQKy0

大変だったんだね…


87:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:32:15.72 ID:5lbdB66I0

離婚してアパート暮らし。
小1の頃はこんな事になるとは思ってもいなかった。
周囲からは完全に同情の眼差しで見られていてかなり惨めな気持ちにもなった。
それでも母の精神は少しずつ正常に戻って来て1年後には薬無しで寝られるようになったしアパート暮らしも新鮮でなんだかんだ楽しく暮らせるようになって来た。
父の事はなるべく思い出さないようにしてたけどたまに会いに行くとすごく喜んでくれたから母には内緒でちょくちょく遊びに行ってた。


88:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:41:39.23 ID:5lbdB66I0

しかし私が高2の冬かな、父が再婚したのだ。
相手は当時26歳。
我が父はやはり若い女が好きだった。
父が幸せなら良いやと思いつつも嫁がいるからもう気軽に遊びに行けないのが寂しかった。
父は離れる時に家族にドッグタグをプレゼントしてたんだ。
実家の住所、名前、電話番号、血液型が書いてあるやつ。
離れてても家族だよって言いながら。
だけどもう家族とは呼べないんじゃないかと思ったら泣けた。
でも嫁を恨むのは違うし、嫁と仲良くなればまたちょくちょく遊びに来られるかもと思って出来るだけ愛想良くしてた。


89:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:43:03.31 ID:RzbTuQKy0

ドッグタグとか…親父シャレてんなー


90:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:48:21.05 ID:5lbdB66I0

だけど嫁とお父さんは一応新婚だ。
ラブラブなんだよ。くそ。
父が母以外の人と台所に立って晩ごはんを作るんだ。
料理の本見ながらお揃いのエプロンして。
それでその晩ごはんを私に振舞う。
なんか辛くなってしまって私は自主的に遊びに行くのをやめた。
そこから2年くらいは父とは会わなかった。
電話が来ても殆ど出なかったしね。
多分わたしは少し拗ねていたんだと思う。
高校を卒業して適当にフリーターやったりしてた私が久しぶりに父と会ったのは病室だった。


92:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:55:41.28 ID:5lbdB66I0

うちの兄弟は何故か皆身体が強い方では無いんだけど、1番身体が弱い兄が入院したんだ。
決して死に至るような病ではないから安心してねww
んでそこで再開。ちなみに母もいた。
母は殆ど精神病?は完治していたから父と会っても割とケロっとしてた。
2人とも穏やかに話をしてて久しぶりにご飯を一緒に食べる事なった。
兄は置いてけぼりである。
大学で丸くなった兄は少し寂しそうにこっちを見ていた。


93:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 02:56:44.16 ID:RzbTuQKy0

兄さん…(´;д;`)


94:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 03:01:16.65 ID:5lbdB66I0

兄は死に至る病では無いにしろ治らない病気らしい。
腎臓なので将来透析もあるだろうし最悪移植も考えてーとか色々2人で話してた。
わたしは久しぶりに両親とご飯を食べられてるのが嬉しくてあんまり会話に参加はしてなかったかな。


すみません、明日仕事で少し早いので今日はもう休みます。
レスしてくれた人ありがとう。
明日仕事終わって帰って来てまだ残ってたら書くよ。


95:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 03:03:19.01 ID:RzbTuQKy0

お疲れ様!

是非完結してください


97:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 06:30:34.32 ID:UWVZOaX+0

保守するぜ


107:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 20:56:03.51 ID:5lbdB66I0

待っててくれてありがとう。
それじゃあ書いていきます。


兄は神奈川の大学に進学したから1人暮らしだったんだけど相当不摂生な生活をしていたようだ。
病気も生活習慣から十分なり得る病気らしい。
2、3週間入院して退院。
退院後はまた1人暮らしをしながら大学に通ってた。
兄の一件で少しずつ母と父はメールでやり取りをしたりするようになった。
私は
「このまま行けば再婚あるな!」
とか思ってた。父の嫁の事も考えずw


108:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 21:52:42.09 ID:Bdm012YL0

でもまぁそんな上手い話がある訳ない、父と母の関係はこの後良くも悪くもならなかった。

それでも淡い期待を抱きながら生活をしてたんだけど、ある日母が男の人(以下小倉)を連れてきた。
小倉は当時28歳くらい。
なんだよお前も若い男が好きなんじゃん!!と思った。
それでも小倉はゲームとか漫画とか色々共通の話題が多くて私と弟はすぐに打ち解けた。
3人でモンハンしたりとかね、優しいお兄ちゃんが出来たつもりでいた。


110:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 22:13:14.60 ID:Bdm012YL0

小倉と母の交際は順調に続いていて何時の間にかほぼ同棲状態になってた。
私と弟は気にしなかったし、1人暮らしのアパートなんて引き払っちゃえ!
って弟と2人で言ってたw
だけどまた事件が起こる。
アパートに1人の女が訪ねて来たのだ。


111:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 22:29:17.36 ID:Bdm012YL0

チャイムがなって私が出たらさ、
「ここに主人がいるんでしょう!?話がしたいから出してちょうだい!!」
って。
当然なんの事だか分らないし母を呼んだ。
母は女を見るとみるみる青ざめていった。そしてそのまま2人で外に行った。
もう分かってるだろうけど女が言った主人ってのは小倉の事である。
独身で1人暮らしをしていると聞いていたんだけどそれは嘘だった。
本当には結婚しているが結婚生活が上手く行かず別居をしていたらしい。
その事を母は知っていた。知っているのに付き合って、私達に紹介したのである。


112:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 22:31:39.81 ID:YVJFYZ7c0

あいたたた…


113:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 22:46:43.59 ID:Bdm012YL0

私と弟は不倫相手の子供って事だ。笑った。
その後も色々小倉嫁とは色々あったが小倉は嫁と離婚をしたんだ。
嫁は小倉の事をまだ好きだったみたいで本当にイヤイヤって感じだった。
母と小倉は幸せそうだったが私は信じられない気持ちでいた。
以前の父の浮気相手と同じ事を母はやっていたんだよ。
散々傷ついて心がボロボロになったくせに、平気で人の旦那を取ったんだ。


114:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 23:07:41.17 ID:Bdm012YL0

私は精子脳とメンヘラビッチのハイブリッドだったんだ…。
絶望した。それと一緒にある不安も頭をよぎった。
父と母のどうしようもない遺伝子を私は受け継いでいる。
もしかしたら私も両親と同じく1人だけを愛する事が難しい人間なのではないかと。
当時私には3歳上の彼氏がいたんだけどその人との関係も急に不安になった。
きっと私が彼を裏切って別れるんだとね。
今思うとものすごい思考回路www


115:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 23:17:50.67 ID:Bdm012YL0

まぁその彼氏はその後しばらくして私がフったんだけどそれはまた別のお話。

まぁ小倉との生活はなんだかんだ楽しかった。
1人になると母に嫌悪感を抱いたりもしたけど皆でご飯食べてる時とかはそんな事忘れてたよね。
それから暫くは何事もなく私は高3になった。
今まで適当にやってきていたがそろそろ進路を決めなければいけない。
私は母や先生に
「勉強はもうやりたくないから就職する」
そう言った。
もともと真面目に授業に取り組んでいなかった為か母や先生は私が進学するとは思っていなかったみたいで予想通り!って感じの反応だった。


116:名も無き被検体774号+:2012/02/04(土) 23:26:54.21 ID:Bdm012YL0

だけど父は違った。
父は電話で何度も何度も私に
「本当に進学しないの?やりたい事あるんじゃないの?」
そう言ってくるんだよ。
私が絵を書くのが好きなのとか父は知っていて自分の好きな事をして欲しいと言ってくれた。
昔の私ならあっさりと父の言葉に甘えて専門学校にでも通っていたと思う。
今のわたしでも正直進学してただろうねww
でも当時は高校でも色々あってとにかく早く働きたかったんだ。


117:名も無き被検体774号+:2012/02/05(日) 11:28:22.64 ID:M/YedCzsO


おわり



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