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2012-02-20(Mon)

ノンケの私が女の子と結婚するまでの話

1:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/19(日) 23:48:30.90 ID:McuCUgs30

立ったら話す


2:名も無き被検体774号+:2012/02/19(日) 23:49:34.58 ID:plOFffKU0

( ゚Д゚)∂゛コイヤアアアアアアア


3:名も無き被検体774号+:2012/02/19(日) 23:50:13.60 ID:cG4WaRzmO

よし聞こう


10:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/19(日) 23:54:41.77 ID:McuCUgs30

ありがとう。
ひとまず私と相手の女の子(カヨちゃん)のスペック

私 152cm 巨乳といえば聞こえはいいけどただの豚
カヨ 165cm 栗山千明っぽい感じのキリッとした女子

出会ったのは高卒してすぐ、予備校でした


11:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/19(日) 23:58:34.43 ID:McuCUgs30

中学でいじめられてお決まりのように喪女とオタクをこじらせた18才の頃。
ようやく学校から逃げられて「ここからが人生のスタート!」とばかりにはじける私、
ド田舎であまり生徒数のいない予備校で、たまたま隣の席に座ったのがカヨでした。


17:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:02:07.92 ID:/VPMco4D0

まぁ、普通に喋って、メルアド交換して、次の日も予備校で会ってまた喋って。
その時は「まぁまぁ美人な子だな」くらいに思ってた程度。お互い猫かぶってたし。

その予備校はあまり雰囲気のいいとこではなく、浪人生と現役の空気が最悪
必然的に固まるようになった浪人生チームで毎日お弁当食べたりしてた。

すまん、書きためてないから遅くなる


21:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:10:58.95 ID:/VPMco4D0

んで、平日は朝から晩まで勉強してる。
カヨは英語が得意で時々教えてもらってた。
ものすごく流暢に喋るから、留学にでも言ったことあるのかと聞いたら
「アメリカのドラマとか好きだから」と濁された。

後で知ったんだけど、カヨは中学の後半から不登校、高認取っての受験組だった。
なんでもクラスのボス女の彼氏に惚れられて、抗争の末に追い出されたとかww
そんな漫画みたいなwwwと思ったけど、確かに美人だしな。
更にもうちょっと後から分かるけど、この女クソみたいに性格悪いので納得。
でも好きだ。

ちなみに私は化学が得意科目だったが、カヨは文系、私は理系受験なので特に役には立たず。


23:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:17:37.46 ID:/VPMco4D0

そんな生活が続いて確か6月になった頃、カヨとカラオケに行くことになった。
当時は全く意識してなかったし、人数多いほうがいいだろうってことで共通の浪人友達を誘ってカラオケに。
学生以下の財力なのに学生と見なされない我々の財布は寒かった。
この時に何か発展したという訳ではないけど、カヨは歌がうまかった。
共通の友人もうまかった。私は下手だった。今でもカヨとカラオケに行くとちょっと切ない。


24:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:24:17.53 ID:/VPMco4D0

そうやって何回か遊んでるうちにカヨのことをちょっとずつ知っていった。
予備校ではそっけない寝不足の顔してるけど、遊ぶときはオシャレで化粧も綺麗なこと。
気が強くて若干ワガママだけど、人を引っ張っていくタイプなこと。
外国の映画が好きで、美術に詳しくて、前述の通り元ひきこもりだったことw
その割には全然人馴れしてない感じがしなかったんだけど
リア充に思われようと必死だったんだと後で言ってたww


25:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 00:25:35.90 ID:WU7bLyuy0

ふむふむ


26:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 00:25:55.38 ID:6SWmNcWR0

ほむほむ


27:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:29:54.57 ID:/VPMco4D0

当時私は豚そのもののモサいブスで、それを心配したらしいカヨに「一緒に洋服見ようよ」と誘われた。
喪女こじらせすぎてオサレ=敵状態だった私は警戒して避けたけど
予備校の帰りや休日遊ぶついでに何かと理由を付けて服屋に連行されたwwww
この頃ちょっぴりカヨが苦手になってたけど、私断れない性格wwww

なんか遊んでる話ばっかしてるけどちゃんと勉強もしてたよ。
でも思い出すのは楽しかったことばっかで今ちょっと記憶が心配www


28:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:35:32.67 ID:/VPMco4D0

夏真っ盛りの頃、私は豚からちょっときれいな豚に進化していた。
豚なりに男に声をかけられたりもしたが喪女をこじらせすぎてry

予備校も真っ盛りで土日も勉強するようになり、遊べなくなった私とカヨはよくメールをした。
カヨはメール大好きでよくパソコンから1000文字以上のメールをくれた。
女の子らしさのかけらもない文字だけのメール。

その頃はお互い気を使わなくなったというか、
「この人は気が合うな」とわかっていて少しずつ本性を出していった。
私がオタクだってことを言ったら、今度好きな漫画貸してよ、とカヨは言ってくれた。


29:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 00:39:27.78 ID:5Z56qGb00

1000文字のメールって、またすごいなw


34:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:50:10.38 ID:/VPMco4D0

狭い世界でちんまり生きてた私には、
あの嫌味な意味分かんないライバルを理解できる人が信じられなかったのだ。
変なとこで突っかかるし挑発してくるし鬱陶しいし。
でもカヨはそれを見るたび「わかる」「これは主人公がひどい」と言ってた。

オタクならわかると思うけど、好きな作品に対して意見を言い合うって結構難しい。
作品否定=その人の人格否定にまでなることも多いから。
カヨがオタクじゃないのもあるけど、
何となくこの人には何か言っても大丈夫かな、と思ったのがこの頃。

>>29 >>31
返信するのも大変だったwwww
予備校の愚痴とか今日食べたケーキの話とかそんなんだった気がする
もうあんま覚えてないけど


30:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:45:15.59 ID:/VPMco4D0

模試の結果で一喜一憂してみんながピリピリしてる中、私とカヨはどんどん仲良くなっていった。
高校時代の友達にも会いづらい、中学は会いたくもない、先行きは不安。
カヨとは志望学部が全く違ったので喧嘩にもならなかった。

そんなある日、カヨにとある漫画を貸した。
努力熱血主人公と天才型ライバルが争って成長する系の王道漫画で、
私は熱くてひたむきで、才能のあるライバルに嫉妬しつつも頑張る主人公が好きだった。
いつもクールぶってるライバルはあまり好きではなかったけど、
二人がいる話が好きだから読んでた。

それでその漫画を読み終わったカヨは
「私、このライバルくんの気持ちわかるなぁ。つらいな~」と言った。
この時ようやく私はカヨに、友達よりちょっと深い興味を持った。


31:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 00:45:39.38 ID:6SWmNcWR0

1000もメールでかける才能が欲しい


34:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:50:10.38 ID:/VPMco4D0

>>31
返信するのも大変だったwwww
予備校の愚痴とか今日食べたケーキの話とかそんなんだった気がする
もうあんま覚えてないけど


32:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 00:48:24.17 ID:jIdINxTx0

何の漫画?


33:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 00:49:34.05 ID:6SWmNcWR0

>>32
そこをつっこむかw


38:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 00:58:37.05 ID:/VPMco4D0

秋、もう追い込み始まるっつーに私の模試がE判定だった。
調子が悪かったとかまだ慌てる時間じゃないとか言ってもE判定。
気分ズンドコまで落ちて初めて予備校をサボってしまった。

家にいるのが気まずくて外に出たはいいけど、
半年近く予備校しか行ってない私は自然と予備校のある駅に来てしまった。
適当に買ったコンビニおにぎりを食べながら
今日はカヨと会えないなぁと思ってたら携帯にカヨからメールが来た。
カヨ「今日どうしたの?風邪?」
私「そんな感じ。明日は行くね~」
カヨ「今どこ?」
私「家だけど」←嘘wwwww
カヨ「予備校終わったらお見舞い行っていい?」
私「えー、風邪感染したら悪いよ」
ここでカヨから電話。
いつもの可愛い声と可愛い口調で問い詰められました。
サボってることをゲロしたところ、今から会いに行くね!と言われてしまいました。

>>32
ひ・み・つ(はぁと)


40:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 01:06:50.02 ID:/VPMco4D0

カヨ「元気じゃねーかwwwwこの野郎wwwwww」
実はカヨは結構口が悪い。
私「サーセンwwwwフヒwwwwww頭の風邪こじらせましたぁwww」
カヨ「まあいいからカラオケ行こwwwww」
カヨはカラオケ大好き。
んで、いつも遊ぶようにカラオケで熱唱してサイゼで飯食べながら雑談。
参考書がギッシリ入った重い鞄をものともせずはしゃぐカヨに、
私もだんだん元気になっていつものように笑ってた。

そしていつもより遅くなった帰り際、カヨに今日はありがとう、と言った。
カヨ「別にwww私もいーかげん予備校飽きてたしww」
私「毎日乙ですwww」
カヨ「てかさぁ昨日まで元気だったのに風邪とか言い訳苦しいっしょwwww
死にそうな顔して判定見てたしさぁwwww」
私「wwwwww」
カヨ「あんなに頑張ってたじゃん。私知ってるよ。辛いだろうけど、負けんな」

私号泣。
毎日辛くて、キラキラしてる元同級生を見るのが悔しくて、勉強も飽き飽きで。
そんなことを駅前で泣きながら話してたwwwwwテラ迷惑wwwww
気付いたらカヨも泣いてたwwwwwwwww
バカ女二人wwwwwwww

この時私の中で、カヨが友人から親友になった。


41:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 01:07:50.68 ID:/VPMco4D0

お前ら漫画に興味持ち過ぎだろwwww
スポーツ漫画とだけ言っておく。結構有名


43:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 01:20:20.07 ID:/VPMco4D0

その後、私は奇跡が起きてチャレンジ校にギリギリ合格。
カヨも見事合格。
大学生になれると知ったときは親より予備校より真っ先にカヨに電話した。
先に受かってたカヨも、私に電話してくれた。

そんなわけで私は春から一人暮らしをすることになった。
といっても電車で2時間半だし、真ん中あたりにカヨの大学がある。
カヨは引越しを手伝ってくれて「アニメDVDどんだけあんだよww」と笑ってたwwww


45:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 01:28:43.28 ID:/VPMco4D0

春休みはカヨといっぱい遊んだ。新居に初めて呼んだ友達もカヨだった。
カヨは大の電話嫌いなんだけど私とするのは大丈夫だと言ってくれたので、
入学祝いにウィルコムを買っておそろいのストラップをつけた。

さて、スレタイにも「ノンケの私が」と入れたが、
結婚したものの私はレズに転身した訳ではないし多分カヨもレズではない。
これから先私はどんどんカヨに惚れるけど、カップルかと言われれば多分違う。
強いて言うならパートナーだと思う。
親友からいかにして「結婚」という単語を使うようになったかの話をしようと思う。


46:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 01:35:48.62 ID:/VPMco4D0

どんなブスでも彼氏ができると名高い理系キャンパスに通う私の周りは9割が男子で、
4月のうかれた空気も伴って姫扱いされ調子に乗った私は少しカヨと疎遠になっていた。
5月にはサークルの先輩と付き合い始め、すぐ別れて6月にはクラスメイトと。
絵に描いたようなクソビッチです本当にありがとうございました。
カヨは新しい大学で何人か友達を作ったようで、メールが少し短くなり、
私の知らない友だちの話をするようになった。


47:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 01:40:03.99 ID:/VPMco4D0

それでも一週間に一度は長電話していたし、月に一度はカヨが遊びに来てくれた。
私も時々実家へ顔を出すと言ってはカヨと会っていた。
痛い女丸出しの私は彼氏の愚痴という名のノロケをよく話していた。
その度カヨが少し困った顔をしてたが、女の先輩のアタシが教えてあげるとばかりにあばばばばばばばばば
忘れてください


48:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 01:52:16.51 ID:/VPMco4D0

カヨは大学ではほぼ女友達と固まってるようだった。
けれど今一つ深い付き合いの友人ができないらしく、時々
「私ちゃんといるのが一番楽しいなぁ」とこぼしていた。可愛いやつめ。
一方私も女友達は数少なく、男友達とは気の合わないことも多くて、
すっかりおなじみになっているカヨと会っている時が一番楽しかった。
遠距離であまり会えないのに、次に会える日を楽しみにしていた。

そんな秋頃、カヨを優先しすぎて彼氏にふられたwwwww
これは結構ショックで、それからしばらくは彼氏を作らなかった。
カヨは「リア充ざまぁwwwww」と言ってたwwwww

しかしぶっちゃけ私はそれまでの彼氏二人がそれほど好きではなかった。
ちやほやされて楽しいし好きなとこ連れて行ってくれるけど、
寄ってきたから付き合ったという感じで、カヨと居るほうが楽しかったのだ。
男の子とカラオケに行くより、おしゃれな店でパスタ食べるより、飲み会でイッキするより
カヨと家でだらだら飲んで話すのが幸せだった。


49:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 02:04:01.71 ID:/VPMco4D0

お互い大学にも慣れてきて、春はカヨとよく遊んだ。
その頃、カヨはよく「私ちゃんってホントいい奴」「私たち一生友達だよね」的な発言をよくしていた。
結構な頻度でメールや電話が来て、本人まで家に来る。
それとなく聞いてみたところ軽いノリで大学マジ馬鹿ばっかwwと言っていた。
あ、これは不安なんだなと感づいたものの、
案外プライド高いカヨが自分から弱音を言うまでは見守ってようと決めて、普通に接していた。


50:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 02:10:54.43 ID:/VPMco4D0

ある時ふとカヨに彼氏を作らないのか聞いてみた。
カヨはちょっと言いづらそうに、男性が本当に苦手なんだと言った。
私はあまりカヨに彼氏の話をしなくなった。

誰か読んでるかな


52:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 02:13:14.81 ID:ICw6AvMMO

見てるよ


53:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 02:13:53.06 ID:/VPMco4D0

>>52
豚だって反応なけりゃ悲しくなるんだよありがとう


54:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 02:16:34.56 ID:BawK2nBF0

見てるぶー


56:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 02:22:10.38 ID:/VPMco4D0

大学2年目は何してたのかあんまり覚えてない。
カヨが少し忙しくなって私がカヨの大学近くまで行くことが多くなった。
カヨの大学は大都市のど真ん中で、楽しい遊び場をいっぱい教えて貰った。
初めて会った頃におしゃれなカヨに憧れていた事を思い出した。

夏はカヨと二泊三日で旅行に行った。
初めての土地で地図を見ながら右往左往したり、バスに乗りそこねて一時間バス停で喋ったり
脱いだカヨが意外と巨乳だったりwwww
この頃すっかり女扱いされなくなった私は学外に彼氏がいると思われていたwww
実際ちょっとカヨの彼氏気取りな所はあった、というか、
楽しみが満たされていたので彼氏もいらなかったし、カヨが良かった。

そして秋。
カヨと初めて大きなケンカをした。


57:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 02:23:42.11 ID:EJ0fjQCT0

ほうほう


58:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 02:29:23.50 ID:/VPMco4D0

原因は全く覚えてない。
確か価値観の違いからだったと思うけど電話越しに罵られ、売り言葉に買い言葉で
カヨも私もすっかり心を許しきっていただけに容赦なく暴言を吐いたせいで
許すに許せなくなり三ヶ月ほど全く連絡をしなかった。
毎週来てたメールが来なくなり、電話もなくなったけどいっそスッキリだと思ってた。
…思い込もうとしてただけで、ちょっと寂しかったwww

けど実際カヨと私は「気が合う」仲ではなかった。
むしろかなり違う事が多くて、小さな言い争いをしてはどちらかが折れる、
そういう付き合いだった。
けれど「じゃあもうそれでいいよ」的な態度をするとカヨはひどく怒り、
私も説き伏せるまで徹底的に喋るのが通例だった。
だから電話もメールも長かった。


ちなみにさっきそこにいるカヨに聞いたら「知らん、てか何かあったっけ?」
おいwwwwww


59:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 02:35:28.93 ID:/VPMco4D0

それからしばらく私はサークルに篭った。
当て付けとばかりに彼氏を作ってバイトを増やし、入学してからずっと付けてたストラップを外した。
そうしながらも行動の根底でカヨを意識してるのが悔しかった。
連絡したら負けだと思って地元の情報ごとシャットアウト。

けどまた連絡取りたくなるんだよね。
でもカヨに言われたことが本当に許せなくて躊躇ってた。
そしてある日、カヨから電話が来た。
何だ間違いか!?夢か!?と思いながら恐る恐る出ると夢じゃなかった。

「私ちゃーん、私大学やめちったwwwww」


60:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 02:48:48.06 ID:/VPMco4D0

私「はあぁあぁあぁ!!???」
カヨ「だって合わないんだも~ん」
想像してたのと違った、楽しくない、と言うカヨ。
今まで通りの距離が掴めなくて、はぁ、としか言えない私。
今思えばカヨが簡単に大学を投げ出すわけないのに。

そんなこんなでまた親友に戻り、数回電話するうちにすっかりいつもの二人に戻っていた。
就活が始まる前にいっぱい遊ぼうと言ってくれたカヨと会いまくり、
ほどなくして彼氏とは別れた。
その夜の電話は「彼氏なんていらねー!!」「女子会楽しーい!」と盛り上がったwww

さて、ここまでくると、私はカヨが好きなのではないかと思い始めていた。
けれど私はカヨに性欲を持ったことは一度もない。同性にそんな感情が沸かない。
でも彼氏と居るよりずっとカヨといるのが楽しい。
同世代の女子に言ってもあんたレズじゃないのと笑われるのがわかっているので、
誰にも言えないでいた。

そんな時、バイト先の飲み会で先輩Aと久々に会った。
彼女は高校からずっと付き合っていた彼氏と大卒してすぐ結婚していて、
みんなの恋愛先生的なポジションだった。


62:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 03:00:06.45 ID:/VPMco4D0

先輩と恋愛トークをしているうちに、今の旦那と何で結婚したのかという話になった。
先輩は笑いながら、
「パートナーってわかるんだよ、何か違うもん。気が合うの、趣味とかじゃなくて空気がさ。
少しでも良く思われたいけど、同じくらい素のままの自分でいられて、安心出来るんだよ」

この時私の中で彼氏と長続きしない理由がわかった。
そしてカヨが好きだと、ようやく自覚した。


63:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 03:13:05.50 ID:/VPMco4D0

さてここでカヨと付き合うにはどうしたらいいか考えた。
カヨは女だ。男が苦手とは言うがレズでもバイでもない。
それこそ運命の人が現れたらサクっと結婚するタイプだと思う。
そもそも私はノンケだ。
ぶっちゃけて言ってしまえば女のセックスはちょっと想像できない。
いや付き合うってセックスだけじゃないし、レスとかよく聞く話だし、
ていうか付き合うって何、いつも通り遊んだりするだけよね?それ付き合わなくても良くない?
付き合いたいの?何なの?恋人って何だっけ?

と思春期のように悩んで同性愛系のサイトを隅々まで読んでみたり、
2ちゃんでホモスレ百合スレを読んでみたり悶々とした結果、
とりあえず目先の就活を頑張ろうということで落ち着いた。

同性と付き合うのは異性のそれよりハードルが高い。
同じ性の嫌なところや甘えをわかりきっていて通用しないからだ。
自分を高めて、私と居るとこんなに素敵ですよ、と売り込んでようやく振り向いてもらえるんだ。
…というレスを見てハッとしたからであった。

ゼミの紹介で何とかそこそこの大手に滑りこみ、思ったよりあっけなく終了。
その頃カヨはCDショップとアパレルのバイトを掛け持ちしていた。
何となく就活の話はできなかった。


64:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 03:18:42.67 ID:/VPMco4D0

カヨの前では常に明るく振舞った。
カヨが私にしてくれたように、辛そうな時は話を聞いたり、
彼女の好きそうな店を調べて連れ出したり、誕生日プレゼントに悩んだり。
そうする事が楽しくて毎日うかれていた。

しかしある日、急にカヨと連絡がとれなくなった。
私は大学4年になっていた。


65:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 03:25:42.39 ID:wlhfrKHl0

追いついた


66:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 03:25:49.61 ID:niSw2xsOO

それからどうなった


67:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 03:28:01.45 ID:/VPMco4D0

思い立つとどんな大胆なことでもすぐ行動してしまうのがカヨの癖らしい。
何か気に触ることをしたのか、メールやその日の行動を何度も見直して考えた。
気になることがあったら突き詰めるまでやめないカヨが消えるなんてよっぽどの事をしたのか。
一ヶ月ほど廃人になってたら大学の友達に心配されたwwww

悩んだ結果、カヨのバイト先に凸することにした。
それで嫌われて終わるならそれでいい。このまま終わるのは嫌だ。
休みじゃないことを祈って電車を乗り継ぎCDショップへ。しかし運悪くカヨは休みだった。
気を取りなおしてアパレルに行くと、少し前に辞めたと言われた。
何があったんだろう、ていうか何で私に一言でも相談してくれなかったんだ…
これ以上追い回したら迷惑かと思いつつも、カヨの家まで行った。
けれど他の家族が出たらどうしようと思ってインターホンが押せなかった。
メールアドレスを変えたらしくメールは届かない。
電話は繋がるけどいつも留守電。

けれどせっかくココまで来たから、と携帯を取り出したその時、
「私ちゃん…?」と聞き慣れた声がした。カヨだった。


69:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 03:31:29.75 ID:niSw2xsOO

まだカヨ


71:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 03:34:34.31 ID:/VPMco4D0

私「え、あ、えっと、その…」
カヨ「あ……うん…」
どう見てもストーカーです、本当にありがとうございました。
玄関越しにしばらく固まってると、カヨが恐る恐るこっちへ寄ってきた。
カヨ「久しぶり」
よく見ると肌がガサガサに荒れていて、眼の下のクマもひどかった。
いつだって見た目に気を使ってたのに髪だってプリン状態で。
「ちょ…どうしたの!?」
「何でもないよぉ」
「なんでもないって顔じゃないよ!!」
「ごめん、静かにして。親が怒る、てかいきなり来ないでよ」
カヨはそっけなかった。けど、ここで離しちゃいけないと思ってカヨの手をつかんだ。
長く友達だったけど、こんな風に手を握ったのは初めてだった。
カヨの指は体格と同じで細長くて冷たかった。


73:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 03:46:46.18 ID:/VPMco4D0

「お願い、話して。何があったの」
「…ごめん」
「いいから、私怒ってないから」
「私ちゃん」
「何?!」
「助けて」

カヨが大学を辞めたのは家庭が原因だった。
家庭板見ればよく転がってる話で、毒親に虐待されて育ち、
せっかく入った大学も難癖付けてやめさせられ、カヨは家から逃げられないでいた。
バイトも親が店にしつこく凸したせいで退職したらしい。携帯を取り上げたのも親。

大学生にもなって親のいいなりかよと思うかもしれないけど、
カヨは本当に家に縛られてた。逃げられないと思い込んで引きこもってたらしい。
そんな中、私には迷惑かけられないと必死で携帯からデータを消したそうだ。
「ごめんね、私ちゃんのメール全部消しちゃった」とポロポロ泣くカヨに私も号泣。
よく泣く女どもです。


74:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 03:54:34.80 ID:/VPMco4D0

何年も一緒にいたのにカヨの事を私は何も知らなかった。
少し家族と距離があるのは感じてたけど、
カヨが好きだと言いながら私は自分のことしか見てなかったのか…
大学をやめたと聞いたときに、何で気付けなかったんだろう。

泣くカヨを宥めつつ、ひとまず家に入れてもらった。
親が怒るからって言ってたのに留守かよwwwwおまえwwwおまwwおまえ……
初めておじゃましたカヨの家は綺麗に片付いてたけど何だか生活感がなかった。
カヨの部屋も同じく、そっけなく机とベッドとパソコンと小さなラックがあるだけ。
このままじゃこいつ死ぬかもしれん。
そう察知して、私はカヨ脱出作戦を実行することに決めた。


75:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 03:56:17.45 ID:niSw2xsOO

がんばれー


76:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 03:59:55.85 ID:xIsyL7Kj0

見てる


77:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 04:04:51.26 ID:/VPMco4D0

カヨの部屋で、2ちゃんの実家脱出系スレを隅々まで読んだ。
そしてカヨに家を出ようと説得した。助けを求めた地点で腹は決まっていたらしくカヨは即頷いた。
具体的に決めているうちに段々とカヨが笑顔になってきた。
「こういう悪だくみ久しぶりw」なんて真っ赤な目で言うなよ…

まずカヨ自身はバイトができる程度の社会性はある。
カヨの父親はあまり家に帰って来ない。母親は不定期だけど出かけることも多い。
荷物をどうするか、いつ逃げるか、壊されてまずいものはあるか。
子供の浅知恵極まりないけどその時は完璧だと思っていたwwwww

その日はカヨの部屋から最低限の荷物をそっと運び出し帰った。
次の日に合鍵を作って、局留めでこっそり郵送した。


79:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 04:15:23.26 ID:/VPMco4D0

カヨの部屋は本当に荷物が少なかった。
作戦と言ってみたけど、実際は母親が出かけた隙にカヨが逃げるだけという単純なものwwwww
しかしカヨは携帯を管理されてるし、家電を使って足が付いたらまずい。
バイトも母親がぴったり送迎しているらしく、いつあるかわからない留守の日を待つしかなかった。

私はいつカヨが来てもいいように部屋を掃除して待った。
カヨ用に空けたクローゼットに持ち出した彼女の服をしまいながら。
カヨが休憩時間にこっそり公衆電話からかけてくる電話が唯一の楽しみだった。

そうして私がカヨの家凸をしてから一ヶ月が過ぎた頃、
バイトから帰ると私の部屋に明かりが付いていた。


80:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 04:16:58.96 ID:niSw2xsOO

どきどき


81:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 04:28:47.00 ID:/VPMco4D0

カヨ「私ちゃん、来ちゃった~」
私「ちょwwwwwおまwww早いよwwwwwww」
カヨ「サーセンwwwww」
カヨはほぼ丸ごと部屋の中身を残して逃げてきた。しっかり置き手紙は残して。
私と会って、こんな楽しい世界があるのに家になんかいたくない!と決めたそう。
ごめんね、お世話になりますとニコニコ笑うカヨを見て、
警察親どんとこい!私が守ってやる!!と心から思った。
実際のとこ二人とも成人しているし、世間体の鬼(byカヨ)の親が即動くとは思えなかったし。

ひとまず脱出祝いだ!とスーパーでごっそり買出ししてチューハイを空けた。
この先どうなるかはわからないけど二人ともハイテンションで乾杯して、会えなかった間の話をいっぱいした。
狭い部屋で、来客用の布団もなくて、二人で狭いベッドにゴロゴロしながら泣いたり笑ったりした。
明け方になる頃、ふとカヨが改まって「私ちゃん、あのね」と言った。


82:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 04:37:07.94 ID:/VPMco4D0

カヨ「私ね、私ちゃんに謝りたいの」
私「なんじゃwwwww」
カヨ「黙って聞けやブス」
私「サーセン…」

カヨ「私ずっと、私ちゃんが羨ましかった」
私「え?」
カヨ「私ちゃんは誰とでも友達になれて、優しくて、自由で幸せそうに生きてて。
そんな風に生きられる私ちゃんが羨ましくて、憎かった」
私「……」
カヨ「ごめんね、私ホントはずっと、大学やめた頃から、私ちゃんが嫌いだった…」
私「…うん」
カヨ「違う、好きだよー、大好きなんだよーーうわぁあぁん」
私「わがってるよおぉぉーーー」
初めて手をつないだ一ヶ月後、初めてカヨを抱きしめました。

カヨ、私もあんたが嫌いだったよ。ワガママで頑固で、そのくせ憎めないカヨが。
嫌われるのが怖くて意見の一つも言えない自分が馬鹿らしく思ったし、
カヨみたいになりたいって思ってたよ、ずっと。
でもそれは私から見た偽物のカヨで、本物はもっとずっと、こんな風に、弱い。

私「カヨおぉーー好きだよ~」
カヨ「私も~~!!!」
勢いで告白したけど多分気づかれてないねーーー!!


83:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 04:44:00.63 ID:e8tNDOTz0

今現在、最も気になるスレだ。
明日平日だけど平気なの?


85:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:00:11.79 ID:/VPMco4D0

結論から言うとカヨは家族から捨てられた。
大学中退なんてイラネ、二度と家に来るな!と言われたらしい。

淡々と書いてるけど電話をしてる間ずっと能面みたいな顔をしてたカヨと、
受話器越しに聞こえる母親の悲鳴のような怒鳴り声がめちゃくちゃ怖かった。
何度も居場所を聞かれたようだが、カヨは最後まで私のことを明かさなかった。守ってくれた。
何か言われるたびにカヨがぎゅっと私の手を握るので、受話器を置く頃にはすっかり感覚がなくなってた。
山のように用意したはずの10円玉が足りなくてダッシュで両替に行ったりもしたww

深夜の長電話が終わって受話器を置くと、カヨは力なく笑って「無事縁切りました」と言った。
今度は号泣じゃなくて、すんすん泣きながら、手をつないで家まで帰った。

>>83
ここまで来たら最後まで書ききってやるwwwww


84:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 04:50:52.38 ID:/VPMco4D0

そんな訳でカヨとの同居生活が始まった。
卒論書きつつちょいちょいバイトして、家に帰ればカヨがいる。
カヨはせこせこと掃除したり料理作ってくれた。恋人同士みたい、とか浮かれたこと考えてたwww

しかし勢いで出てきたはいいけど実際このまま上手く行くとはとても思えない。
この家出はカヨが一人で生きていける、という事を見せつけるための一段階でもあった。
カヨ曰く「こうすれば親が動くってわかっててやったwwwww」
正直私も同い年の女同士の家出なら大した騒ぎではないと踏んでやってたwww

一週間した頃、カヨが家に連絡したいと言い出した。
「自分はいいけど私ちゃんに迷惑かけたらまずいから」と。
本当に大丈夫かと聞いたら、大丈夫だけど、隣にいて欲しいと言われた。
近所の人目につかない公衆電話で、二度目のカヨの手を握りながらボタンを押した。


87:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:08:42.58 ID:/VPMco4D0

疲れきってベッドに倒れ込むと、涙声のカヨがぽつぽつ話をしてくれた。
いい思い出も、楽しかった時代もあったこと。
中学で自分が不登校になってから親がおかしくなったこと。
自分のせいで家が壊れたのが申し訳なくて、何を言われても我慢してたこと。
親といるのは辛いけど、でもやっぱりあの人達は親だ、ごめん、と。
頭が冷えたら、もう一度親と話したいとも。
私は聞きながら時々カヨの髪を撫でた。やっぱりプリン頭で、明日にでもヘアカラー買ってあげようと思った。

そこからのカヨの行動は早く、すぐに近くでバイトを見つけてきた。
部屋にあったものを揃えるんだと言ってバリバリ働き出して、家事も家賃も折半にwww
さして広くもないワンルームで人が2倍になったのに、ちっとも狭さは感じなかった。


88:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 05:12:43.67 ID:/xRz2hZI0

<(●)> <(●)> 見てるy


89:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:15:25.43 ID:/VPMco4D0

そして二人で、私が卒業したら2DKに引っ越そうと目標を立てた。
家に帰れば話し相手がいる生活が楽しくて、別居するという考えはハナから無かったwww
共同生活の方が色々と安く済むしね。

擬似結婚生活を楽しみながら、私はふと昔考えた「カヨと付き合うとはどういうことか」を思い出した。


90:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:22:59.70 ID:/VPMco4D0

カヨは新しく買った携帯で何度か実家に電話していた。
時々怒鳴られたりしながらも諦めずに。
虐待に近いことをされていたとはいえ、いきなり家族がいなくなればそりゃ寂しいだろう。
けれど相変わらず頑固なカヨは私にそんなこと言おうとしない。絶対に。

ああ、カヨの家族になりたいな、と思った。

この先もずっとカヨと暮らしたい。できれば死ぬまで繋がっていたい。
でも同性と結婚することはできないし、カヨもいつか男の人を好きになるかもしれない。
私だっていつかは男の人と結婚すると思って20年以上生きてきた。
カヨとセックスしたいとは思わない。ならずっと友達で入ればいい。
けれど家庭を持ったらそれぞれ優先することも変わってくるし、一生いられる保証はない。
そもそも結婚なんてお互いを縛り付けるだけの甘えでry ←この辺こじらせた喪女を引きずってたwww


92:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:30:32.00 ID:/VPMco4D0

カヨは家族のこと、私はこの先のこと。
同じ家に住みながら打ち明けられない悩みを抱えて生活していた。
けれど悩み疲れた時は、カヨがご飯を作ってくれた。

そんなこんなでどうにか私が大学を卒業。卒業式にはカヨも来てくれた。
4月からはルームシェアすると親に報告してカヨと新居探しをした。
不動産屋巡りながらあーでもないこーでもないと喋るの楽しかったな。
私は多少不便でも安いとこがいい、カヨは多少高くても便利なとこがいい、と衝突したけどwwww

結局中間点くらいのまぁまぁ便利なアパートを見つけて引っ越した。
カヨの荷物も結構増えていて、携帯と服の次は自分用のパソコンを買うのが目標になっていた。
そして私はこの頃、密かにとある決意をした。

7時半に家を出るんで巻きで行きまーーす!


93:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:41:18.94 ID:/VPMco4D0

しばらくは慣れない社会人生活にへとへとの私をカヨがとことん助けてくれたwwww
フルタイムでバイトしながらぶっ倒れてる私の分も家事をこなしつつ、
「少しでも恩返しできるかな」とありがたいお言葉。マジでカヨがいてよかった。

そして半年が過ぎる頃、ちょうどカヨの誕生日が来た。
私はこっそりとケーキと精一杯頑張ったご馳走とカヨの好きなビールと、
…指輪を用意していた。
サイズはカヨの持ってる指輪をこっそり拝借して店で測ってもらった。
店員のお姉さんが「え、こいつレズ?」みたいな顔してたけど気にしないwwww
社会人1年目で大したボーナスも出ない女の買う指輪なんてそんな高いものじゃない。
でも、カヨに似合いそうなシンプルな銀に小さな誕生石が付いた指輪を選んだ。

色々と悩んで、カヨの他にまた男性と付き合ってもみたけれど、結局カヨ以上に好きになれる人はいなかった。
この先もそんな人に出会えるとは思わないし、
友人以上に、恋人以上に大好きだと、家族になりたいとカヨに伝えたかった。
実際に結婚は出来ないけど、これからもずっと一緒にいたい。

帰ってきたカヨをクラッカー鳴らして迎えて、二人で料理をつつきつつ話に花を咲かせた。
そしてついにお酒が終わりかけた頃、プレゼントがある、と切り出した。


94:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:47:18.12 ID:/VPMco4D0

私「改めて。私ね、カヨのこと好きだよ」
カヨ「知ってるっつーのwwwww」
真面目にwwww聞けwwwww
私「つー訳でこれやる、開けろ!」
カヨ「小さい包みだなーどれどれ……… お、お?!」
カヨが黙ったwwwwwwww
私「……好きなんだけど」
カヨ「お…おぉ……」
私「あ、いや、お前俺の中でションベンしろとかそういうんじゃないから!!」
もうちょっと言い方があっただろう私!!
それから一年ちょい経った今も時々このネタでからかわれるwwww

私「あのさ、私、カヨと家族になりたい。ずっと一緒にいたい。…重いかな、ごめん」
カヨ「すごー、サイズぴったりだよこれ、うわー綺麗!ありがとう!」
私「………」
カヨ「これ毎日使っちゃうwwwかわいいwww」
私「……」
カヨ「何黙ってんのwwwww」
私「…引かない?」

カヨ「ちょっと想定の範囲外でしたーwwwwwww」
カヨは混乱した時ほどよくしゃべる。


95:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:51:13.32 ID:/VPMco4D0

カヨ「いやー、私も私ちゃんの事好きだよ」
私「…本当…?」
カヨ「私も、私ちゃんとずっと一緒にいたいよ。これが返事じゃダメかな」
カヨはずっと指輪を撫でてた。
せっかくの誕生日に泣いちゃいけないと思って、必死で堪えながら何度も首を縦に振った。
カヨが笑ってくれたのが、嬉しかった。
カヨ「私、これで独りじゃないんだね、良かった」
どういう意味で受け取ってくれたのかはわからなかったけど、カヨがそう言ってくれた時、全て報われた気がした。


96:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 05:55:47.05 ID:niSw2xsOO

ええ話や


97:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 05:59:32.17 ID:/VPMco4D0

その日はカヨの部屋のベッドで一緒に寝た。
あ、やらしい展開はありません。
ただ学生時代の同居してすぐの頃を思い出して狭いねってまた笑った。
次の日出勤するカヨの左手薬指には私の送った指輪が嵌められていて、ホッとした。

それから相変わらず私とカヨは仲良く時々ケンカしながら暮らしてた。
カヨは本当に毎日指輪を付けていた。
私が時々照れくさくていっそ外してくれ!と言うと、嫌だよwとニヤニヤ笑われて。

そして次は私の誕生日。
カヨのサプライズが何かとソワソワしてると、出掛けに「土曜夜空けといて」と言われた。
ここ数年家に帰るのが楽しくて、言われるまでもなく基本的に土日は空けてたんだけどもwww


98:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:06:13.07 ID:/VPMco4D0

そして当日。朝から上げ膳据え膳で楽させてもらって夜は私の好きそうな居酒屋へ連れてかれた。
祝う方はいつも全力だけど祝われるのはなんだかこそばゆくってわざとおどけたりしてたwwww
サプライズでケーキ出るわ、店中でバースデーソング歌われるわ大祝いだよwwww
飯めっちゃ美味しいしwwwwwやっぱカヨすげえわwwwwwwww
一ヶ月分くらいのありがとうを連呼してたらカヨが「聞いて」と喋りだした。
ふとカヨの誕生日を思い出して姿勢を正すと、
カヨ「あのね…私、」
私「う、うん」
カヨ「就職したwwwwwwwwwwww」
私「ハァ?!」
カヨ「こっそりハロワ通ってたのwwwwww無事www内定しましたwww」
私「ちょwwwマジかよwwwwwおめでとうwwwwwwww」
カヨ「正社員の座うめえぇwwwww事務だけどwwww」
私「いや十分すごいってwwww超おめでとうwwwwマジでwwwww」
カヨ「で、話なんだけど」
私「えっwwwまだあるのwwwww」

カヨ「結婚してくれ!!」

( ゚д゚)


99:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 06:10:32.55 ID:W3d4mKSK0

( ゚д゚)


100:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 06:10:35.16 ID:lkxYuZCkO

おまいらの誕生日すげえなwww


101:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 06:10:51.94 ID:Wh9If4050

えんだああああああああああああああ


102:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:12:42.96 ID:/VPMco4D0

私「えっ ええっええええ?」
カヨ「ごめwww就職報告したかったから指輪間に合わなかったwwww」
私「いやいやいやいやいや」
カヨ「だってきちんとしたかったんだもん。このままじゃ私ちゃんに寄り掛かっちゃうだけだし」
私「え、いや、そんな」
カヨ「私も女だし、恋なんてしたことないから、よくわかんないけど、
今までもこれからも世界で一番私ちゃんが好きだよ」
私「カヨ……」
カヨ「どこまで行けるかわかんないけど、一緒にいよう」
私「うん…」
カヨ「よし!良かった!ワイン飲も~」
私「うん…」
カヨ「超就職頑張ったからさ、聞いてよwwwww」
私「う、うん……」
ワインの味も料理の味も何一つわかりませんでした。
感情が付いていかなくて泣きも笑いも出なかった。カヨがそう思ってたなんて知らなくて。
なんて顔していいかわかんなくて。

一ヶ月後に指輪を渡されて、ようやくうれし泣きした。
おそろいみたいなデザインの、細い銀に誕生石が付いた指輪だった。


105:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:17:58.91 ID:/VPMco4D0

そんな訳で私とカヨは結婚しました。
式も挙げてどころか誰にも言ってないけれど。今2ちゃんで初めて語ったwww
あ、先輩Aにはこっそり報告した。「そうきたかwwwwでも、わかるよ」って言ってくれたww

結婚したといっても恋愛じゃないし、でも他の人と恋愛する気もない。
この関係がどんなものになるかはそのうち時間が答えを出してくれると思う。
私もカヨも結婚適齢期だけど焦る必要が見当たらないしwww
同じ家に帰って同じご飯を食べて寝て、同じ家から出て。それで今は十分かな、と思う。


以上、ノンケの私が女の子と結婚するまでの話でした。
質問あったら全レスするよ~


108:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:22:33.47 ID:/VPMco4D0

余談だけど、一度だけカヨが「ねぇぶっちゃけセックスしたい?」と聞いてきた事はある。
けど別にしてない。する必要ないし。ムラっと来たら自分で処理してるし。
カヨは性的なことも大の苦手らしいからこれから先もすることは無さそう。
でもカヨがしたかったらぶっちゃけ大歓迎ですwwwwサーセンwww


110:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 06:27:05.00 ID:/xRz2hZI0

いや出来ないのは良く解るwwwwwww

子供とか欲しいかな?
海外ドラマであるような養子とか対外とか


114:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:29:45.27 ID:/VPMco4D0

>>110
いらないかな。女二人で育てられるとは思えないし。
子供も父母揃った夫婦の元へ行ったほうが幸せだろう。


111:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 06:27:22.33 ID:xiLCUjSOO

幸せにね


114:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:29:45.27 ID:/VPMco4D0

>>111
ありがとう!


112:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 06:29:15.65 ID:W3d4mKSK0

         ..◇・。..☆*。
   ゜゜・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜
 ゜゜・*:..。.。◇@☆*・゜★。。.:*・☆*・。..:*・゜
。..:○★◎☆。∂∇。★◎*・゜゜。◎★
   ◎☆◇☆。*・.。..☆◎。.:☆◇*.....。
  ゜゜・*:..。.*・☆◎。__☆◎*・。..:*・゜ ゜   
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          \    /
     . ∧_∧\ /   
      ( ・∀・)..∞    
      / つ つ△        おめでとう!!!!! 
    ~(   ノ          お幸せに!!!!!
       しし'


116:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:33:06.46 ID:/VPMco4D0

>>112
ありがとう!カヨを大事にして生きる!!


113:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 06:29:36.19 ID:e8tNDOTz0

百合と思いきや純情な話だったのね。 
出勤間に合いそうだなw
夜明けから良い話きかせてモラったぜ!


116:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:33:06.46 ID:/VPMco4D0

>>113
フヒヒwwwwサーセンwwww純愛ですwwww


117:名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 06:34:45.20 ID:/xRz2hZI0

朝から涙ホロったわ
いつまでも幸せに


119:1 ◆MSr95eUCoEMD :2012/02/20(月) 06:42:25.06 ID:/VPMco4D0

>>117
ありがとうwwww涙拭けwww



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